太極拳にはいろいろ流派があります。
それぞれ作った人の意図があって
どれが優れている
というのはないと思います。
昔からあるものと
後からできたもの
別の要素が加えられたもの
の違いです。
ただ、どれも
時代を経ると
時々伝言ゲームのように
間違って伝わることがあります。
それは
いくらその通りに練習しても
作った人の意図とは違うもの。
その太極拳を作った人の意図が何なのかは
正統な系譜をさかのぼって
何人もの人に確認をしないとわかりません。
系譜をさかのぼって確認できる人脈
意図が曲げられずにちゃんと伝わってきた技術
それが、私が所属している養芯会にはあります。
師匠が中国で20年かけて作った人脈
身につけた技術
私も大切にして
次の人に正しく伝えていきたいと思います。
先日、規定陳式太極拳の編者の門老師のお話を聞く機会がありました。規定陳式ですら、制作時の意図に反して武術性より芸術性が重視されている事を憂いておられました。ましてや伝統太極拳においては、なおさらと思います。北京では、陳発科の系統と聞きましたが上海では、どんな太極拳でしょうか?